仏空軍ラファールが日本初飛来 インド太平洋地域で独自の協力関係構築へ(2023年7月29日)
フランス空軍の戦闘機「ラファール」が初めて来日し、インド太平洋地域での日仏の防衛協力をより一層深めようと航空自衛隊の戦闘機と共同訓練を行いました。
フランスの戦闘機「ラファール」や航空自衛隊のF15戦闘機などが28日、埼玉県上空で飛行訓練を行いました。
この訓練に先立って、宮崎県の新田原基地では27日、日仏空軍のトップが会見を開きました。
航空自衛隊 内倉航空幕僚長:「(日本での共同訓練は)フランスのインド太平洋地域への継続的な関与への一助となりえるものであると考えております」
フランス航空宇宙軍 ミル参謀長:「インド太平洋地域でフランスは勢力を均衡させる役割を果たさなければなりません」
フランス空軍の部隊は来日前に韓国と共同訓練を実施していて、この後は、インドネシアに向かう予定です。
NATO=北大西洋条約機構の東京連絡事務所開設に反対するフランスは、米中関係の対立を越えた独自のパートナーシップをインド太平洋地域の国々と築きたい考えです。
一方、航空自衛隊は活動を活発化させている中国軍を念頭にアメリカ以外の国との共同訓練を増やしていて、来月にはイタリアやオーストラリアの空軍とそれぞれ訓練するとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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