米に続き英国防省も親ロシアのマリに誤送信 極超音速ミサイルの研究内容も(2023年7月28日)

米に続き英国防省も親ロシアのマリに誤送信 極超音速ミサイルの研究内容も(2023年7月28日)

米に続き英国防省も親ロシアのマリに誤送信 極超音速ミサイルの研究内容も(2023年7月28日)

 イギリス国防省がアメリカ国防総省に送るメールを誤ってロシアと関係の深い西アフリカのマリに送信していたことが分かりました。同様のミスはアメリカ国防総省でも発覚しています。

 27日のタイムズ紙によりますと、イギリス国防省の職員がアメリカ国防総省にメールを送る際、メールアドレスの末尾を「.mil」にすべきところを「.ml」と打ち間違え、西アフリカのマリに誤送信しました。

 メールの大半は国防省や外務省職員の休暇情報でしたが、極超音速ミサイルに関する研究内容なども含まれていたということです。

 イギリス国防省は現在、調査中としていますが「誤送信されたメールは20件未満で、セキュリティーの侵害や技術データの漏洩(ろうえい)はなかったと確信している」とコメントしています。

 マリへの誤送信はアメリカ国防総省でも発覚していて、軍施設の地図や海軍の視察報告書などが含まれていたということです。

 マリはロシアの民間軍事会社「ワグネル」が活動しているほか、プーチン大統領が穀物の無償供給を表明するなどロシアと関係の深い国です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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