「保険代理店」の実態調査 関東財務局がビッグモーターの役員から聞き取り 資格取り消しの可能性も|TBS NEWS DIG
きょう、全国一斉に行われた国交省によるビッグモーターへの立ち入り検査。対象は、東京や大阪など、全国24の都道府県にある34店舗です。
「道路運送車両法」では依頼されていない整備を行い料金を請求することなどを禁止していて、国交省は従業員から話を聞くほか、整備記録の確認などを行いました。違反行為が確認された場合、国交省は整備場ごとに認められた車検場の指定の取り消しや、事業の停止などの行政処分を検討します。
行政の対応は、それ以外にも…。
記者
「ビッグモーターへの聞き取りはここ、関東財務局で行われました」
関東財務局はきょう、ビッグモーターの役員を呼んで聞き取りを行いました。ビッグモーターは中古車の販売や車の修理だけでなく、保険代理店として自動車保険の契約手続きも担っています。関東財務局と金融庁は、保険代理店として適切に運営されていたかどうかを調べる考えです。
関東財務局 矢野雅隆課長
「保険代理店としての業務の適切性についての実態をお伺いする。(Q.ヒアリングを受けて今後の動きは?)今後、検討されることなので、予断をもって答えることは控える」
関東財務局と金融庁は、保険業法上の契約者保護に問題があったと判断すれば、ビッグモーターの保険代理店の資格を取り消すことを検討する方針です。
記者
「午後2時半です。ビッグモーター八潮店前の街路樹の土壌調査が始まりました」
一方、ビッグモーターの店舗前で街路樹が枯れている問題。埼玉県は午後2時から、専門家や県の担当者が、八潮店と所沢店前の道路沿いにある街路樹の土を採取するなどして土壌調査を行いました。除草剤の成分などが含まれていないか調べるということです。
東京都 小池百合子知事
「仮に樹木を人為的に枯らすような行為があったとすれば、もう言語道断でございます。許されるものではございません」
街路樹の調査は東京都でも行われていて、小池都知事はきょう、「8店舗で樹木が枯れているのが認められた」と明らかにしました。
このうち、多摩市の1店舗では、高さ3メートルほどの木20本が故意に折られたとみられ、都は、警察に被害届を出すか相談しているということです。
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