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2億円超の美術品ずさん“保管” 芸術家も憤り「粗大ゴミ扱い」(2023年7月25日)
2億円を超える美術作品105点がブルーシートに覆われ、地下駐車場に置かれていたことが分かりました。作品をずさんに管理されていた芸術家からは「怒りの声」が上がっています。
■地下駐車場で担当者も“困惑”
地下駐車場の一角に並ぶブルーシート…。中身はすべて大阪府が所蔵する美術品です。合わせて105点。評価額で総額2億を超えるといいます。なかには過去の芸術祭で銀賞を受賞した作品も。「保管」と言える状況なのでしょうか。
大阪府府民文化部 文化・スポーツ室文化課 北之間秀総括補佐:「(Q.ビニールシートがめくれているが中の作品は大丈夫?)そうですね、ちょっとまたカバーはさせて…一応月2回程度は巡回まわってますので。あれ?なんで?そんなんなってたかな~」「(Q.ビニールが足りていないのでは?)多分、下の方に…剥がれてるんやと思うんで、すぐ補修しますので」
元々は大阪府の咲洲庁舎の事務室内で保管していましたが、府の方針でそこをテナントとして民間業者に明け渡すことになり、新たな保管場所を探した結果…。
大阪府府民文化部 文化・スポーツ室文化課 北之間秀総括補佐:「ここの地下3階ということで…」
誰でも立ち入ることができる地下駐車場。柵で囲われているとはいえ…。
大阪府府民文化部 文化・スポーツ室文化課 北之間秀総括補佐:「ここだけ留めてはあるが、施錠、鍵、南京錠とかそういったものは今のところはない」
と言いながら、柵の隙間を気にする担当者…。去年は壁沿いに走る配管から水漏れもあったといいます。
大阪府府民文化部 文化・スポーツ室文化課 北之間秀総括補佐:「(Q.あの縦の?)縦のところ(管)です、はい」「(Q.水漏れが?)はい、あったということです」
■芸術家も憤り「粗大ゴミ扱い」
1995年の「大阪トリエンナーレ」で銀賞を受賞した作品もこうした扱いを受けています。作ったのは彫刻家の中ハシ克シゲさん。
彫刻家 中ハシ克シゲさん:「残念な気持ちです。作品は冗談みたいな作品ですけど、一生懸命作ったんです。だからいわば僕の子どもみたいな感じ。子どもを世に出したんだけど面倒見てくれる人にいじめられているっていう感じが。あんまり幸福に見えない」
また、美術評論家の森口まどかさんはこう話します。父・宏一さんの作品もここに置かれていたと言います。
森口宏一さんの娘・美術評論家 森口まどかさん:「粗大ごみ扱いだなと思いました。芸術かどうかは歴史が決めることです。しかし、大阪府がコレクションした作品です。それを守っていく姿勢が欠けていると思います。哲学がありません」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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