袴田巌さん姉「再審がすぐに開かれるように…」会見で訴え(2023年7月25日)
いわゆる「袴田事件」の裁判のやり直しで、検察側が袴田巌さんの有罪を立証する方針を示すなか、袴田さんの姉が会見を開き、「再審がすぐに開かれるようにしてもらいたい」と訴えました。
袴田巌さんの姉 袴田ひで子さん：「巌の苦労というものは並大抵ではないと思います。それを考えますと、せめて再審法改正なりなんなりしていただきたく思います」
1966年、当時の静岡県清水市で4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さんを巡っては検察側が再審を巡る裁判で有罪を立証する方針を示しています。
姉のひで子さんは25日の会見で、再審制度の改正を訴えたうえで「再審がすぐに開かれるようにしてもらいたい」と述べました。
また、巌さんの現状について「年のせいか歩かなくなった」ということで、最近はドライブに行くなどして過ごしていると明かしました。
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