関東“天気急変”局地的に激しい雨 東北も… 5分で“道路冠水”波打つ雨水(2023年7月20日)

関東“天気急変”局地的に激しい雨 東北も… 5分で“道路冠水”波打つ雨水(2023年7月20日)

関東“天気急変”局地的に激しい雨 東北も… 5分で“道路冠水”波打つ雨水(2023年7月20日)

 大気の状態が不安定な関東や東北では午後に入って天気が急変し、局地的に激しい雨が降っています。一時的に激しい雨となった都内では道路が川のように冠水しました。

■関東“天気急変”局地的に激しい雨

 関東は局地的に荒れた一日となりました。昼過ぎ、荒れ始めたのは神奈川県です。海老名では道路にたたき付ける雨が映し出されています。

 撮影した人:「かなり跳ね返り、水しぶきが上がっていて結構強い雨だった。気温もちょっと下がったみたい」

 関東周辺では局地的に雨雲が発生。各地で天気が急変しました。

 横浜市の上空を映したカメラ。昼過ぎから徐々に黒い雲が覆い始めます。横浜市にあるバイク店にも台風のような雨が降りました。

 DUCATI東名横浜 スタッフ:「午後1時ごろからあの勢いで降り始めて、15~20分くらい続いた。今はもう晴れている」

■雷雨に注意! 都内“道路冠水”も

 神奈川と東京を結ぶ大動脈「国道246号」も部分的に雨水がたまり、川のようになっています。東京・町田市内にある高架下を走る道路。雨がたたき付け、側道に雨水が大量に流れています。車は水しぶきを上げながら走っています。

 撮影した人:「(国道)16号という大きな道路なので、皆スピード出してくるけど目の前で気付いて急に減速して仕方なく入っていく感じ。突然、暗くなってきてあっという間にゲリラ豪雨という感じで降ってきた」

 猛暑や豪雨。色々あった梅雨。終わりが見えてきた地域もあります。気象庁は20日、東海・近畿・中国地方の梅雨明けを発表しました。いずれも平年より一日遅い梅雨明けです。

■東北も“天気急変”雷雨に注意

 まだ梅雨が続く東北。宮城県の北部、大崎市では突然の大雨に見舞われました。たまらず雨宿りする子どもたち。瞬く間に道路は水浸しです。午前11時すぎ、仙台にも目に見えるほどの雨粒が降り注ぎます。

■5分で“道路冠水”波打つ雨水

 仙台市の中心部、青葉区では道路が一変。川のようになりました。風が強いためか、たまった雨水は波を打つようです。排水は絶え間なく流れ出ています。わずか5分で道路は冠水したといいます。

 撮影者:「シャワーを浴びているような降り方。突然来て、5分くらいであの状況。(車は)初めは避けるように走っていたが、両車線とも水になったので徐行して走っていた」

 午前10時20分ごろ、仙台市内で撮影された雲の様子です。次第に黒い雲に置き換わっていきます。やがて空一面は真っ暗に。雷も鳴り響きました。夏の青空から不穏な雨雲へ。1時間のうちに空は急変しました。

 未明から断続的に雨となった仙台。上空に流れ込んだ寒気の影響で宮城県内は日中、発達した雨雲が掛かりました。

 局地的な雨は被災地の秋田にも。手前は土砂降りですが、奥には青空がのぞいています。秋田県の大雨警報は20日も出されたままです。

■被災地・秋田 復旧メド立たず

 19日に土砂崩れが発生した現場。雨に警戒しながら作業が続けられました。崩落したのは交通量が多い国道7号沿いの崖です。土砂で道路は遮断されました。復旧のめどは立っておらず、交通への影響は計り知れません。国道7号が通行止めになり、別の道路に迂回(うかい)する車の渋滞です。こうした渋滞は秋田市内の主な道路で発生しています。

 大雨の影響で16日から運休していた秋田新幹線。20日、5日ぶりに運転が再開されました。21日も山沿いを中心に天気が不安定になり、関東や東北では急な雷雨に注意が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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