【南相馬・強盗殺人未遂】北海道の22歳男が“現場の指示役”か

【南相馬・強盗殺人未遂】北海道の22歳男が“現場の指示役”か

福島県南相馬市で起きた強盗殺人未遂事件で、逮捕された北海道札幌市の22歳の男が現場の指示役だったとみられることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

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報道陣に一礼をして、車に乗り込んだ男。ことし2月、南相馬市で起きた強盗殺人未遂事件に関わった疑いがある北海道札幌市の無職・土岐渚容疑者です。8日、検察庁に身柄が送られました。

警察によりますと土岐容疑者はことし2月、南相馬市の住宅に押し入り、住人の夫婦に暴行を加えた上、現金などを奪って逃走した疑いが持たれています。

事件をめぐっては、これまでに東京都のとび職・瓜田翔容疑者とその同級生で八王子市の専門学生・江口将匡容疑者が逮捕、送検されています。

福島には縁もゆかりもなかったという3人。捜査関係者への取材で、土岐容疑者が現場の指示役だったとみられることが新たにわかりました。3人は、SNSで犯罪の実行役を募るいわゆる「闇バイト」で知り合ったとみられています。

また、その後の取材で、土岐容疑者には多額の借金があることもわかりました。関係者によりますと、土岐容疑者には少なくとも数百万円に上る借金があったということです。

警察は、土岐容疑者が多額の借金を理由に「闇バイト」に応募し、犯行に及んだ可能性があるとみて詳しい調べを進めています。また、ほかに「指示役」がいなかったかなども捜査しています。
（2023年3月8日放送）

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