「食うなよ寝とけ」娘(8)に食事与えず…入院させ“共済金”詐取か 母親(34)逮捕(2023年7月18日)
当時8歳だった娘に食事を与えず、低血糖の状態にして入院させ、6日間分の共済金6万円をだまし取ったとして、大阪・大東市の縄田佳純容疑者(34)が逮捕されました。
傍から見ると、至って普通の母子だったようです。
近所の人:「娘さんもお母さんも、ニコニコとあいさつしてくれる感じで。暗い感じのイメージは全くないです」
共済金とは、組合員があらかじめ出し合った掛け金から、病気や入院など万一の時に支払われる、保険金のようなものです。
警察によると、縄田容疑者の娘は、同じような症状で、これまでに39回、同じ病院への入院を繰り返していたといいます。
縄田容疑者はすでに、娘に対する傷害の罪でも起訴されています。医師や看護師の隙をついて、下剤を飲ませ、お腹を下させていたといいます。
一連の事件は今年2月、「食うなよ、寝とけ」などと娘が指示されているのに、病院側が気付いたことで、発覚しました。この時、SNSなどでも食事を取らないよう、メッセージが送られていました。
入院中の娘に送ったメッセージ:「ごはんたべてるんやろ?」「またうそついてる?もういいよ。ずっと病院でくらし」「けいさつにゆっとくわ。うそつきやから、もうそだてれませんって」「もういりません。さようなら」
縄田容疑者が得たとされる金は、この5年間で約570万円。外食やエステの費用に使ったとみられます。
警察の調べに、縄田容疑者は「故意に娘を低血糖にさせていない。お金が振り込まれたのは事実だが、だまそうとしたわけではない」と容疑を否認しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く