若者の犯罪関与を防げ!「トー横キッズ」補導など歌舞伎町取り締まり強化(2023年7月16日)
夏休みを前に東京・新宿歌舞伎町のいわゆる「トー横」周辺で警視庁が一斉補導を行い、少年少女ら20人以上が補導されました。
歌舞伎町に集まった、いわゆる「トー横キッズ」と呼ばれる若者が事件に巻き込まれるケースが相次いでいることから、警視庁は15日午後11時すぎから一斉補導を行いました。
警察官約120人が路上で集まる若者に声を掛け、中学2年生の少女(13)をはじめ、関東近郊や宮城県から来ていた少年少女ら26人が補導されました。
なかには行方不明者届が出されていたり、市販薬を酒で飲み、危険な状態で補導された少年少女がいたということです。
警視庁は10日から歌舞伎町合同対策として取り締まりを強化していて、売春客待ちをしていた女性6人を逮捕、さらに客引き行為で3人を逮捕しています。
また、過激な「推し活」を巡る保護者からの相談は去年1年間でおととしの3倍近い50件を超えていて、推し活の温床になっているメンズコンセプトカフェ「皇族達の秘密の楽園RoiPaLa」の店長・野口顕吾容疑者(39)を無許可で客に接待していた疑いで逮捕しています。
警視庁によりますと、当時、店には未成年の6人を含む8人の従業員がいて、従業員3人と客1人も補導されました。
野口容疑者は取り調べに対して「接待にあたらないと思っていた」と容疑を否認しています。
警視庁は若者が犯罪に巻き込まれないよう取り締まりの強化を続けるとともに注意を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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