ウクライナ前線のロシア軍司令官が国防省に“不満”訴え「解任された」と自ら明らかに(2023年7月13日)
ロシア軍のウクライナ侵攻で前線の司令官を務める将軍が国防省に不満と問題点を指摘したところ、解任されたと自ら明らかにしました。
ロシア軍・ポポフ少将:「(ロシア軍の)問題を最高幹部に率直に厳しく訴えたが、上の指揮官たちは私に危険を感じ、一日で私を排除する命令をでっち上げた」
ロシアのグルリョフ下院議員は12日、ウクライナ南部戦線の司令官・ポポフ少将のものだとする音声メッセージを公開しました。
このなかで、ポポフ少将はウクライナからの攻撃を受け続けるなか、ロシア軍が軍事物資の不足により大量の兵士が死亡、負傷していると上層部に訴えたところ解任されたと主張しました。
ポポフ少将はウクライナ南部のザポリージャ周辺に展開する部隊の司令官を務め、重要な役割を担っていました。
ロシア国防省を巡ってはプリゴジン氏が「ワグネル」の兵士らに十分な武器などを提供していないと批判し、武装蜂起に至りました。
ロシア軍内部でプリゴジン氏の国防省批判に同調する将校や兵士らは今も多いとみられ、同じような反乱が今後も繰り返される可能性があるとの指摘も出ています。
また、プリゴジン氏と近いロシア軍のウクライナ侵攻で副司令官を務めるスロビキン氏の行方も分からなくなっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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