ウクライナ情勢緊迫度合い高まる中、G7外相会合 結束した対応協議
ウクライナをめぐる情勢が緊張を高める中、G7=主要7か国の外相は緊急会合を開き、ロシアに対して、仮にウクライナに侵攻すればロシアにとって甚大なコストを招くと改めて警告しました。
アメリカのバイデン大統領がロシアによるウクライナ侵攻が数日中にも行われるとの見解を示す中、G7外相は安全保障についての国際会議が開かれているドイツのミュンヘンで緊急会合を行いました。
出席した日本の林外務大臣によるとG7外相はロシアに対して、▼自らが発表した軍の撤収を実際に行うこと▼アメリカやEU、NATO=北大西洋条約機構などとの対話に応じることなどを呼びかけることで一致、一方で、仮に侵攻があればロシアへの制裁を含む甚大なコストを招くと警告しました。
ドイツのショルツ首相は国際会議のシンポジウムで、ロシアが懸念するウクライナのNATO加盟について「すぐには起きないことはロシアもわかっている」と述べつつ、外交努力の継続を強調しました。会議にはウクライナのゼレンスキー大統領も訪れ、各国首脳らと会談しています。
(19日23:07)
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