物流2024年問題に対応デパートで実証実験(2023年7月10日)

物流2024年問題に対応デパートで実証実験(2023年7月10日)

物流「2024年問題」に対応 デパートで実証実験(2023年7月10日)

 物流業界で深刻な人手不足が見込まれる「2024年問題」への対応策として、デパートで商品の納入時間をずらす実証実験が始まっています。

 デパートでは衣料品の納入は開店前に行うのが慣例で、物流業者による検品や集荷の作業は深夜や早朝に及んでいました。

 日本百貨店協会はアパレルなどと連携し、一部店舗で納品のタイミングを開店後にずらす試みを始めました。

 また、納品量が多い店には複数のトラックで商品を運んでいましたが、1台のみで往復させる運用に変えます。

 物流業界で人手不足の深刻化が懸念される「2024年問題」を控え、物流業者の深夜・早朝業務を減らす狙いで、来年4月をめどに全国のデパートに広める考えです。
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