【袴田事件】静岡地裁の再審公判で検察側が有罪を立証する方向で検討 10日に最終判断(2023年7月8日)
いわゆる「袴田事件」の再審=裁判のやり直しで、検察側が袴田巌さんの有罪を立証する方向で検討していることが分かりました。
1966年に当時の静岡県清水市で、4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)を巡っては東京高裁が再審を認める決定をし、東京高検が特別抗告を断念したため、今後、再審公判が静岡地裁で行われます。
関係者によりますと、検察側は補充捜査などを行った結果、再審公判で袴田さんの有罪を立証する方向で検討していることが分かりました。
10日に静岡地裁と弁護側に最終判断が示されるとみられます。
弁護側は早期の無罪判決を求めていましたが、検察側が有罪立証をすれば審理は長引くことになります。
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