中学校で現金や備品など76万円相当紛失 教員らが補てんし、教育委員会などに報告せず 堺市
大阪府堺市の中学校で、現金や備品など76万円相当を相次いで紛失していたにもかかわらず教育委員会などに報告していなかったことがわかりました。
市の教育委員会によりますと、堺市立三国丘中学校で2016年以降、7年間で13回にわたって修学旅行の徴収金や部活動費など現金あわせて65万円や、デジタルカメラなどの備品を紛失していたということです。
今年4月、PTAの役員から「プリンターがなくなっている」と校長に報告があり、過去にさかのぼって職員に聞き取りをしたことで発覚しました。
現金はいずれも金庫などに保管しておらず、なくなった際には当時の教員らが補てんするなどして報告を上げていなかったということです。
一部は調査中に見つかったものもありますが、学校側は警察に被害届を出し「再発防止に向け管理を徹底する」としています。
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