宇宙望遠鏡「ユークリッド」打ち上げ 100億光年先の銀河を観測へ(2023年7月2日)
宇宙の正確な地図を作成するために100億光年先までの銀河が観測できる宇宙望遠鏡「ユークリッド」が打ち上げられました。
アメリカ・フロリダ州で1日、ESA=欧州宇宙機関が開発した宇宙望遠鏡「ユークリッド」がスペースX社のロケット「ファルコン9」で打ち上げられました。
「ユークリッド」は口径1.2メートルの反射望遠鏡を備えていて、100億光年先までの銀河を観測し、最も正確な宇宙の3D地図の作成を目指すということです。
また、ESAは声明で「暗黒物質や暗黒エネルギーの謎を明らかにし、宇宙は何でできているのかという根本的な問いに答えるミッションが始まる」と発表しています。
「ユークリッド」で得られたデータはヨーロッパやアメリカ、日本などの300以上の機関の研究者によって分析されるということです。
「ユークリッド」は元々、ロシアのロケット「ソユーズ」で打ち上げられる予定でしたが、去年始まったロシアによるウクライナ侵攻を受けて、アメリカのスペースX社のロケットで打ち上げられました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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