横浜・女子大学生刺殺事件 元交際相手を逮捕 別れた後も「脅迫みたいなDM」(2023年6月30日)
29日、横浜市のマンションで18歳の女子大学生が殺害される事件が起きました。逮捕されたのは、元交際相手の22歳の男でした。
■包丁持って…現場近くの警察署に男が自首
大学1年の冨永紗菜さん(18)は、SNSに自分の動画をアップしていた。冨永さんは小さい頃から劇団に所属し、子役として舞台などに出演していたという。
しかし29日、突然、命を奪われてしまった。29日午前10時15分ごろ、母親から「娘が血だらけで倒れている」と110番通報があった。
冨永さんは横浜市鶴見区のマンションの敷地内で、複数カ所を刺されたといい、およそ1時間後に死亡が確認された。現場近くの警察署には、男が包丁を持って自首してきた。
自首してきた男:「家から出てきたところ、彼女を刺しました」
■交際を巡るトラブル 警察に相談も…
殺人容疑で逮捕されたのは、横浜市鶴見区の伊藤龍稀容疑者(22)。
凄惨(せいさん)な事件が起きたのは、なぜなのか。事件の2日前、冨永さんは友人に、次のような話をしていたという。
小学校からの友人:「彼氏さんがDVをして別れたというのを聞いて。自分が聞いたのは、馬乗りになって顔を殴られる。たたかれたり、けんかのたびに手を出されるとは言っていました」
さらに、別れた後も…。
小学校からの友人:「脅迫みたいなDM(ダイレクトメッセージ)で、それを見た時、怖かったです。『ほんとに俺と別れていいんだな。知らないぞ。どうなっても知らないからな』みたいなLINEでびっくりして」
冨永さんと伊藤容疑者は2年前から交際を巡るトラブルがあり、警察に相談していたという。
22日、伊藤容疑者が車で冨永さんを送り届けた際、車内に忘れた冨永さんのバッグから自宅の鍵が無くなっていたというのだ。
■「驚きのメッセージ」受け取った友人は…
事件の直前、冨永さんは友人に驚くようなメッセージを送ってきていた。
メッセージを受け取った友人:「朝起きたら(伊藤容疑者が)いたって」「(Q.朝起きたら、隣にいた)はい」「(Q.家の中に入ってきた)そうです。合鍵を隠し持っていて、怖かったって」
警察の調べに対し、伊藤容疑者は「間違いありません」などと容疑を認めているという。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年6月30日放送分より)
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