サッカー中国代表前監督を逮捕「重大な違法行為の疑い」 “反腐敗”の調査広がる(2023年6月28日)
重大な違法行為の疑いで調査を受けていたサッカー中国代表・前監督の李鉄氏が正式に逮捕されたことが分かりました。調査の動きは中国サッカー界全体に広がっています。
中国代表選手としても活躍した李氏は去年末に開催されたカタールワールドカップで解説を務める予定でしたが、直前に「重大な違法行為の疑い」で身柄を拘束され、調査を受けていました。
中国メディアは28日、李氏が正式に逮捕され、これから裁判のプロセスが始まると報じました。
李氏の具体的な容疑は明らかになっていませんが、中国サッカー界を巡ってはサッカー協会の主席や党書記など10人以上の幹部らが巨額の汚職に関わった恐れがあるなどとして相次いで拘束されています。
また、中堅幹部ら数十人が逃走防止などのためパスポートを没収されたとも伝えられています。
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