「ChatGPT」先行導入企業から見えたビジネス利用の課題 人間の数十倍の速さで仕事をこなす一方で社長の名前を間違えるといったミスも|TBS NEWS DIG
ビジネスでの活用が始まった対話型AIの「ChatGPT」。人間の数十倍の速さで仕事をこなす一方で、社長の名前を間違えるといったあるまじきミスも。先行して導入した企業で見えてきた課題とは。
「ChatGPT」をベースとした対話型AIを今年2月に導入したこちらの会社。最も成功した事例の一つが、プログラミングでの活用です。
パナソニック コネクト 技術研究開発本部 栂瀬義人さん
「3時間かけて調べてたものがコネクトAIを使うと、たった5分で調べることができて非常に生産性が上がります」
プログラミングでは、人間の30倍のスピードでこなしてくれたといいます。また、9時間はかかる従業員アンケートの集計を6分でまとめてくれるなど、要約やデータ分析に有効なこともわかったといいます。
一方、致命的なミスが起きる危険性も…
この会社の社長は樋口社長。しかし、AIに社長の名前を聞いてみると…
パナソニック コネクト 戦略企画部 向野孔己シニアマネージャー
「CEOとして松本さんという、実際にはこの方じゃない」
社長の名前を間違えるなど、不正確な回答も多く、人間によるチェックが必要です。
この会社では今後、自社のウェブサイトなどの情報をAIに読み込ませて、間違えないようになるか検証をはじめるといいます。
業務の効率化が図れるAI。仕事はどう変わるのでしょうか?
パナソニック コネクト 戦略企画部 向野孔己シニアマネージャー
「今まで人間が、1時間かかってやらなきゃいけなかったことを10分でできるようになります。人間が今まで1時間で1個しかできなかったタスクを6個できるようになるというような形になっていくのかなと」
スピードが6倍になれば、与えられる仕事も6倍に?働く人にとっては、大変な時代がやってくるかもしれません。
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