「虫けらのようにつぶされる」ルカシェンコ大統領がプリゴジン氏を説得(2023年6月28日)
ロシアで反乱を起こし消息不明になっていた民間軍事会社ワグネルのプリゴジン氏について、ベラルーシのルカシェンコ大統領はベラルーシ国内に滞在していると明らかにしました。
ルカシェンコ大統領は27日「安全が保証され、きょう、プリゴジン氏はベラルーシにいる」と明らかにしました。
ワグネルについては「戦闘経験豊富でベラルーシに役立つだろう。放棄された基地を提供し、できる限りの支援をする」と述べました。
ベラルーシ、ルカシェンコ大統領：「『（プーチン大統領に）プリゴジンたちと話をしましょう』と私は言った。そして、プーチン大統領はこう言った『サーシャ（ルカシェンコ）それは無駄だ。プリゴジンは電話に出ない誰とも話したくないんだ』」
ルカシェンコ大統領は、ワグネルの「反乱」当日、プリゴジン氏との対話の選択肢を失ったというプーチン大統領が「残酷な決断」をしようとしていたと明らかにしました。
そのためルカシェンコ大統領はプリゴジン氏に対し「モスクワへ向かえば虫けらのようにつぶされる」などと、進軍をやめるよう説得したということです。
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