国内最大蛇行剣さやには漆も武器としては使いづらい一般公開の予定なし知っておきたい(2023年6月28日)

国内最大蛇行剣さやには漆も武器としては使いづらい一般公開の予定なし知っておきたい(2023年6月28日)

国内最大「蛇行剣」さやには漆も 「武器としては使いづらい」 一般公開の予定なし【知っておきたい!】(2023年6月28日)

 両手を広げても届かないほど長く、刃の部分は蛇のように曲がりくねっています。

 去年末、奈良市の富雄丸山古墳で見つかった「蛇行剣」と呼ばれるこの剣は、日本最大とされています。

 新たにさやの痕跡が見つかり、さやは木製で漆が塗られていたことが分かりました。

 それにしても、これほどの大きな剣はどのように使われていたのでしょうか。

 刀匠 河内國平さん:「ああいうふうに曲がっていると、武器としては戦う方も突くということになると、非常に使いづらいものであろう」

 こう話したうえで、「儀式などに使われていた可能性がある」と分析しています。

 今後は、保存処理を進めつつ、新たな痕跡がないか調査をするということです。

 一般公開は予定されていません。

(「グッド!モーニング」2023年6月28日放送分より)
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