国民年金の保険料納付率が11年連続で上昇 昨年度は76.1% 若い世代の納付が課題(2023年6月26日)
国民年金の保険料納付率が11年連続で上昇し、昨年度は76.1%だったことが厚生労働省の調査で分かりました。
厚生労働省によりますと、自営業やフリーターの人などが対象となる国民年金の加入者は3月末までに1405万人で、前の年よりも26万人減りました。
昨年度の保険料の納付率は76.1%で11年連続の上昇です。
全額免除や猶予を受けている人は606万人となり、過去最多となった前の年よりも6万人減りました。
これについて厚労省は「新型コロナの影響が薄まってきた」としています。
一方で、若い世代の納付率向上が課題になっています。
最も高い55歳から59歳が81.21%なのに対して25歳から29歳では64.38%にとどまりました。
厚労省は、2月からスマートフォンのアプリで納付ができるようにして若い世代が納付しやすい環境を整えるなど、取り組みを進めています。
都道府県別にみると納付率が最も高かったのは島根県で、統計を取り出してから18年連続です。
最も低かったのは大阪府でした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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