「子どもをよく怒って泣きっぱなし」男児遺体は一部が腐敗 母親ら4人を祖母への監禁・傷害容疑で逮捕
22日、神戸市西区の草むらで6歳の男の子が遺体で見つかりました。警察は、男の子の母親とその兄弟ら合わせて4人を祖母を監禁しケガをさせた疑いで逮捕しています。遺体が見つかったとみられる現場から中継です。(取材・報告=中野颯大記者)
男の子は、この道の先の草むらあたりで見つかったとみられ、捜査関係者によると、発見時には、身体の一部が腐敗している状態だったということです。
遺体発見現場近くにいた人「(警察の)車がどんどん入ってくるし道具運ばれてくるし、これおかしいわ、様子が違うわっていってなんかあったんちゃういうて」
神戸市西区に住む6歳の穂坂修くんは、22日午後6時すぎ、自宅近くの草むらで遺体で発見されました。
修くんの母親の穂坂沙喜容疑者とそのきょうだいの大地容疑者、朝美容疑者、朝華容疑者の4人は、修くんの祖母の由美子さんを監禁し、ケガをさせた疑いで22日逮捕されました。
警察によりますと、4人は、今年3月ごろから今月20日ごろまでの間に、自宅で由美子さんを断続的に数十回監禁し、鉄パイプのようなもので複数回殴るなどしてケガをさせた疑いです。
由美子さんは、自宅の1階にある押し入れに閉じ込められ、外から鍵をかけられていました。近くに住む人は、助けを求める男の子の声を聞いていました。
近所の人「子どもをよく怒って、子どもを泣かせるみたいな泣きっぱなし。通報したろかって言ってたくらいやからね」
現在、4人の認否については、明らかになっていません。一方で、修くんの遺体は容疑者4人のうちの1人が警察官を案内し、発見に至ったことが分かっています。
警察は修くんの死亡についても4人が事情を知っているとみて死体遺棄の疑いも視野に入れ捜査しています。
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