大阪桐蔭高校で授業中に生徒の顔を平手打ち 非常勤講師は自宅謹慎 吉村知事「体罰のない学校教育を」
スポーツの名門校で"体罰"が発覚です。大阪桐蔭高校の非常勤講師の男性が、授業態度に問題があるとして、生徒に平手打ちをし、ケガをさせていたことがわかりました。
大阪桐蔭高校などによりますと、今月8日、ラグビー部のコーチを務める非常勤講師の男性は、体育・芸術コースに通う3年生の男子生徒の態度に問題があるとして、授業中に顔を平手で2回叩き、生徒は鼻血を出したということです。
生徒は、別のケガで鼻の治療中でしたが治療に影響はなく、病院で手当てを受け、その後、欠席することなく登校しているということです。
学校は先週、事実関係を調査したうえで、男性講師を3日間の自宅謹慎処分とし、府の教育委員会にも報告しました。
大阪府・吉村洋文知事
「古い指導のあり方は変えていかないといけない。体罰のない学校教育のあり方を進めてもらいたい」
大阪桐蔭高校は「あってはならないことで、厳正な対応をするとともに、再発防止に努める」と、コメントしています。
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