「実弾奪い施設の外に行きたかった」18歳自衛官候補生が供述 陸自銃撃3人死傷事件から1週間 送検後ほぼ黙秘｜TBS NEWS DIG
自衛隊員3人が死傷した射撃場銃撃事件からきょうで1週間です。殺人の疑いで送検された自衛官候補生の18歳の男が、「実弾を奪い施設の外に行きたかった」という趣旨の供述をしていたことが分かりました。
今月14日、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で、18歳の自衛官候補生の男が3人の隊員に対して小銃を発砲し、1等陸曹の菊松安親さん（52）と3等陸曹の八代航佑さん（25）が死亡、3等陸曹の原悠介さん（25）が大けがをしました。
捜査関係者によりますと、男は八代さんを銃撃した後、後方で実弾を管理していた菊松さんらに発砲していて、逮捕直後の取り調べで「銃と実弾を持って施設の外に行きたかった」という趣旨の供述をしていたことが新たに分かりました。しかし、銃と実弾を持ち出そうとした目的はわかっていません。
男の同級生
「シューティングゲームをやっているのを見るのが多かった。駐屯地などの見学は何回も行ってた。『自衛隊の中の寮で生活してみたい」と」
男は、逮捕直後は取り調べに応じていたものの、送検後はほとんど黙秘の状態だということで、陸上自衛隊などは実家から押収した資料などを解析し、動機の解明に向け捜査を進めています。
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