時速160キロで追突 男性死亡事故で「危険運転致死罪」求め署名活動(2023年6月18日)
今年2月、宇都宮市で時速160キロ以上で走行していた車に追突されたバイクに乗っていた63歳の男性が死亡しました。車を運転していた20歳の被告は過失運転致死罪で起訴されましたが、男性の妻はより量刑の重い「危険運転致死罪」の適用を求め、署名活動をしています。
署名活動は18日正午前から宇都宮市のバンバ市民広場前で行われました。
今年2月、宇都宮市の国道で石田颯汰被告の運転する車が前を走るバイクに法定速度の3倍近い時速160キロを超える速さで追突し、佐々木一匡さんが死亡しました。
石田被告は過失運転致死の罪に問われています。
過失運転致死罪の量刑は「7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金」です。
佐々木さんの妻・多恵子さんは法定速度の3倍近い160キロ以上のスピードを出して事故を起こしたことは「過失」ではないとして、より量刑の重い危険運転致死罪への訴因変更を宇都宮地検に求めていて、署名活動を行っています。
一匡さんの妻・佐々木多恵子さん:「これだけの署名が集まったということは(訴因変更について)賛同いただけるということが明白ですので(検察には)前向きに検討していただいて、それに向けての捜査をしてほしい」
現時点で4万以上の署名が集まっていて、多恵子さんは7月初旬までには地検に提出したいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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