学校BBQで炎上4人死傷 3週間後“初の保護者説明会”が紛糾(2023年6月17日)
5月24日、福岡県柳川市の専門学校で行われたバーベキュー。火力を強めようとした男性職員が、コンロの中に消毒用のアルコールを入れ爆発的に炎上。まわりにいた学生4人がやけどを負い、このうち18歳の男子学生が死亡しました。
事故から3週間以上が経った今日、初めて保護者への説明会が行われました。在校生の保護者らおよそ数百人が出席し、学校側は、理事長と学園長、弁護士らが参加したといいます。
まず、紛糾したのは、「消毒用アルコール」の投入をだれが指示したのかです。一部の報道では、理事長が指示したという指摘もあります。
保護者「子どもから聞いている話と全然違う!誰が指示したんですか?若い職員に誰が指示したんですか?」
学校側「アルコールを注入するというのは本当に予期しなかったことで理事長がその先生に(アルコールを)入れなさいとか指示していません」
保護者「聞いてますよ娘から。聞いたところを聞いています。言った、言わないですよね。証拠がないからわからないけど、
聞いた子たちは何人もいますよ!指示を出したところ!」
学校側「当日にアルコールを着火剤につけて入れるという指示は理事長からありました」。
学校側は、理事長がアルコールを着火剤につけて入れるという指示をしたことは認めるものの、男性職員に追加でアルコールの投入を指示したことはないといいます。ただし・・
保護者「うちの子もすぐ近くにおったんですよ。理事長が指示出したのも聞いてるんですよ」
学校側「映像にも残っていません」。
保護者「映像じゃなくて聞いてます」。
別の保護者「すみません、私も聞いてます」。
さらに別の保護者「うちも聞いてます。これだけそばにいた生徒さんたちが聞いてるんですよね。なんでまだ隠ぺいしようとするんですか。黙ってないでなんか答えてほしいですけどね指示があったのかなかったのかどうなんです?
しかし学校側は、明確な回答をしませんでした。また、これから立ち上げる第三者委員会について、学校側に任命権があるとのことで問題視する声があがりました。さらに炎上したのが・・
保護者「なぜすぐに記者会見や保護者説明会をしなかったのか?あなたがたにとっては1人の生徒かもしれないが、ここにいる保護者にとっては大事な子供。お金にしか見えていないのかなと思ってしまう。何が真実で真実じゃないのかが分からない」。
保護者「子供が心配で皆さん来ています。本当にこの学校に行かせてよかったのかと。まず事故が起きた時に、皆さんが来れなくても報告会見はすべきだったと思う。今後は学校としてどうしていくのか。
そして、特に紛糾したのが、遺族への対応と生徒への謝罪がないことです。
保護者「対面授業が始まって生徒たちに謝罪したんですか?」
学校側「しておりません」。
保護者「心に負担があれば来てくださいというもので、あれは謝罪ではないです。全国の親御さんがこの件に関して心配していると思う。
さらに、子供を亡くした遺族に対し・・
保護者「通夜で遺族(お父さん)にも会いました。そこで話したところ、これまで送られているメールは知らないと」。
これまで学校側は在校生や保護者に対し、事故の経緯をメールで知らせてきました。しかし・・
保護者「(遺族は)最後に亡くなったということを確認したが、それ以外は知らないと。こういうの(メール)も来ていると見せたら、
お父さんは泣かれていた。長男が亡くなった上に学校にこんなことをされるのかと泣かれていました。遺族に寄り添ってと言っていたが、言葉遊びにしか聞こえない。
サタデーステーション 6月17日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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