セブン＆アイHD スーパー「ヨーク」をイトーヨーカ堂に吸収合併(2023年6月16日)
流通大手のセブン＆アイ・ホールディングスは傘下のスーパー「ヨーク」について、同じく傘下の「イトーヨーカ堂」に吸収合併すると発表しました。
16日の取締役会で決まり契約を結んだということです。
合併は9月1日付です。
本社機能を集約して商品開発や物流なども一元化することで業務の効率化を図る狙いがあります。
ヨークは首都圏を中心にヨークマートやヨークフーズなど4月末現在で103店舗あり、イトーヨーカ堂は都市部を中心に125店舗あります。
セブン＆アイを巡っては、いわゆる「もの言う株主」であるアメリカの投資会社が不振が続くスーパー事業などから好調なコンビニ事業を切り離すことを求めていました。
5月の株主総会では、その投資会社から井阪社長らの退任案が提案される事態になりましたが、否決されています。
セブン＆アイはスーパー事業の再編で業績の改善を図る方針を示していました。
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