来年度予算案は過去最大『約3.7兆円』…新型コロナ対策や万博などで歳出増 大阪府(2022年2月17日)

来年度予算案は過去最大『約3.7兆円』…新型コロナ対策や万博などで歳出増 大阪府(2022年2月17日)

来年度予算案は過去最大『約3.7兆円』…新型コロナ対策や万博などで歳出増 大阪府(2022年2月17日)

大阪府は一般会計を3兆7798億円とする来年度の当初予算案を発表しました。新型コロナウイルスへの対策費が膨らみ、2年連続で過去最大を更新です。

 大阪府の2022年度の当初予算案は、一般会計の総額が3兆7798億円で過去最大だった2021年度よりも2700億円余り増えました。

 歳出が膨らんだのは、3000億円以上を計上した新型コロナウイルスへの対策費です。このうち、医療・療養体制の確保に2925億円、「自宅待機SOS」などの相談体制の充実や、PCR検査などの体制整備に545億円計上します。この他、飲食店への時短協力金に1489億円、「大阪・関西万博」の推進事業費として34億円が盛りこまれています。

 (大阪府 吉村洋文知事 2月17日)
 「何とかこのコロナを乗り越えて、成長する大阪というのを作っていきたいと思います。コロナ対策は非常に重要ですから、ここに重点的に力を入れた予算を編成しました」

 また、歳入については景気の持ち直しの動きを背景に法人府民税などが増加して、実質税収は1兆2213億円と、前年度より2274億円増加しています。

 一方、府の貯金にあたる財政調整基金から794億円を取り崩していて、残高は1244億円となる見通しです。

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