ウクライナ軍“反転攻勢”めぐりプーチン大統領「敵に大きな損失」と主張|TBS NEWS DIG
ウクライナ軍が進める反転攻勢をめぐり、ロシアのプーチン大統領はウクライナ側に多大な損失が出ていると主張しました。
ロシア プーチン大統領
「こうやって話している間にも戦闘が続いてる。(ウクライナの)反撃はどこでも成功しておらず、敵に大きな損失が出ている」
ウクライナ側がこれまでに東部ドネツク州などで7つの集落を奪還したとするなか、プーチン大統領は13日、ロシアの軍事記者らとの会談で、この反転攻勢に言及。
ウクライナ側は欧米から供与された軍用車両の25%~30%を失ったほか、人的損失はロシアの10倍にのぼると強調し、ロシア側が撃退を続けていると主張しました。
また、6日に決壊した南部ヘルソン州のダムについては、ウクライナ側が高機動ロケット砲システム、ハイマースで砲撃したことが原因だとして「ウクライナ側の責任だ」と述べています。
こうしたなか、ロシア軍によるミサイル攻撃は続いていて、中部クリヴィー・リフでは少なくとも11人の死亡が確認されているほか、洪水被害を受けるヘルソン州でも砲撃により1人が犠牲となりました。
また、国連などが仲介したウクライナ産の穀物輸出に関する合意をめぐり、ロシア産の穀物などは制裁で妨害されたままだとして「だまされた」と語り、合意からの離脱を検討中だと明らかにしました。
そして、モスクワへのドローン攻撃や国境地域での攻撃が相次いでいることを受け、防空体制の強化が急務だと述べる一方、戒厳令や新たな動員は必要ないとしています。
会談の様子は国営テレビでも放送され、侵攻が長期化する中、状況をコントロールできているとアピールすることで、国民の不満や不安の高まりを抑え込みたい狙いもあるとみられます。
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