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【報ステ】「ロシア軍の分断を狙っている」その先の戦略は…ウクライナ“反転攻勢”(2023年6月13日)
この週末、ウクライナの反転攻勢が、大きく動き出しました。ゼレンスキー大統領が反転攻勢を明言した現在の戦況を見ていきます。
アメリカの民間シンクタンクの分析によりますと、ウクライナ側は、10日・11日で「少なくとも3つの前線で攻勢を実施し、領土を獲得した」といいます。ドネツク州のバフムト、ドネツク州のヴェリカ・ノヴォシルカ、ザポリージャ州のオリヒウです。
ウクライナの国防次官も複数の集落を奪還したとしていますが、その多くは、ヴェリカ・ノヴォシルカの南に位置しています。
ウクライナの反転攻勢の地域を見ますと、先日、ダムが決壊した周辺には動きがありません。反攻地域は、南部や東部に点在していますが、作戦の軸は、どの地点になりそうなのでしょうか。
◆防衛省・防衛研究所の高橋杉雄さんに聞きました。
高橋さんは“前提”として「いま、戦っているのは第一波の軍隊。その後には、第一波よりも強靭な第二波がいるはず。第一波が開けた“穴”に突っ込んでいくのが定石だが、それは第一波の結果次第。あらかじめ決められないもの」だといいます。
現状はどうなのでしょうか。
高橋さんは「ザポリージャ州のメリトポリ方面は、ロシア軍が非常に強力な防御を敷いている。そこにこだわるのは危険。だから、ウクライナ軍は、今回、ザポリージャ州とドネツクの州境・ヴェリカ・ノヴォシルカのあたりを攻撃し、約20キロ進んだ。このルートで、マリウポリなどアゾフ海に隣接する街に行ける。そこに戦力をつぎこむのが、いまの流れだと思う」と、ウクライナ軍は、このあたりの地域で、ロシア軍の分断を狙っている可能性を指摘しています。
仮に、南部と東部の分断が成功したとして、その後の動きはどうなっていくのでしょうか。
高橋さんは「東部と南部で分断できれば、目的は達成。分断できたら、ドンバス側かクリミア側を取り返すのが来年になる。来年になるのは、戦力を消耗するから。そして再来年、残りの方面を取り戻しに行く」といいます。
今年から3年間で占領地を“ほぼ完全に”取り戻すのが戦略ですが、ロシア側も必死で戦っているため、いまの戦況は五分五分と、高橋さんは見ています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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