【店に侵入】81歳店長を“なた”で切りつけ逃走「変な男が入ってきて殴られた」
23日未明に東京・品川区の寿司店に男が押し入り、81歳の店長をなたのような刃物で切りつけました。店長は頭蓋骨を折るなど、重傷です。警視庁は逃げた男の行方を追っています。
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事件は81歳の店長が営む街の寿司店で起きました。
近所の住民
「相当働き者ですよね。（店は）もう55年くらい。朝から晩まで働いている。（深夜まで）トントン包丁で切ったりとか」
いつも深夜まで包丁の音が聞こえてきたといいます。しかし、23日は…
近所の住民
「いつもの音とは違うなって感じ。人が動いているような音」
深夜に、何があったのか。
近所の住民
「午前3時に目が覚めた、少しざわざわしていて。ガッて開けたら、おまわりさんがいっぱいいて、びっくりした」
通報は午前3時すぎ、被害に遭った店長からでした。
店長の通報
「刃物で頭をたたかれた。変な男が入ってきて殴られた」
突如、勝手口から男が入ってきたといいます。警視庁によると、侵入した男は店長に「財布が落ちてないか」と尋ねたといいます。これに店長は「財布はない。通報するよ」と応じたといいます。すると男は、なたのようなもので店長を殴るなどし、何も奪わず逃走したということです。
店長は頭蓋骨を折るなど、全治1か月以上の重傷を負いました。事件後、妻が取材に応じました。
店主の妻
「病院で処置してくれたのが、いい方に向かっていて安心しました。（犯人は）自首するとか、考えてもらえれば」
22日夜に店に来ていた常連客は、不審な男などは見かけなかったといいます。
店の常連客
「まさか、ここの親父とは思わなかった。言ってたの、『親父、気をつけないとダメだよ』と。夜1人でやってるでしょ。（店主は）『大丈夫だよ、強盗なんて来ないよ』と言っていたけど」
勝手口は開けっぱなしにしていることが多かったといいます。
逃げた男は50歳くらいで、身長170センチくらいのやせ形、黒い上着に黒のキャップをかぶっていたといいます。犯人は逃走を続けています。周辺では不安が募っています。
近所の住民
「子供は普段１人で学校行くんですけど、学校まで保護者が同伴してきてくれと言われて。子供を学校に連れて、今から会社行こうかなと」
警視庁は、逃げた男の行方を追っています。
(2023年3月23日放送「news every. 」より)
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