高浜原発で保管の使用済み核燃料の一部 2020年代後半にフランスに運び出す計画 関西電力
関西電力の森社長は、12日、福井県の杉本知事を訪ね、高浜原発で保管している使用済み核燃料の一部を、2020年代後半にフランスに運び出す計画だと報告しました。
関西電力はこれまで福井県外に一時的に貯蔵するとして、今年中に候補地が決まらなければ、原発の停止もやむを得ないとしてきました。
フランスへ運ばれるのは、約200トンの使用済み核燃料で、関西電力の原発7基の約1年半分に相当するということです。
関西電力は「福井県との約束はひとまず果たされた」とする一方、杉本知事は、県議会などで意見を聞いて判断するとしています。
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