梅雨前線活発化 各地で大雨 今後の雨量は? 週明けも要警戒【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

梅雨前線活発化 各地で大雨 今後の雨量は? 週明けも要警戒【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

梅雨前線活発化 各地で大雨 今後の雨量は? 週明けも要警戒【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

先週末の大雨被害で、現在も復旧活動が続く地域も“再びの大雨”に…。気象予報士の國本未華さんに聞きました。

■「24時間雨量200ミリ=災害発生のリスク」と認識を!

井上貴博キャスター:
和歌山県では6月2日に線状降水帯が発生し、和歌山市と海南市を流れる亀の川が氾濫しました。海南市では1200戸以上が床上・床下浸水の被害にあい、8日現在も復旧活動が続くなかで、また雨が降ってしまっています。

気象予報士の國本さんに話を聞きました。

國本未華 気象予報士
「梅雨前線が活発化しているので、大雨には警戒が必要。さらに週明けは台風3号から湿った空気が流れ込むため、大雨になるおそれも」

井上キャスター:
つまり、今警戒しなければいけない雨は台風というよりも、まずは活発化した梅雨前線です。台風3号からの湿った空気が流れ込むのはまた来週ということで、立て続けに大雨が予想される状況にあります。

数字で見ますと、予想される雨量は9日朝までの多いところで…

■四国・九州南部 200ミリ
■近畿 180ミリ
■東海・九州北部 150ミリ
■関東甲信・奄美 120ミリ

このような数字ばかり見ていると麻痺してしまうところがどうしても出てきますが、國本さんによると、24時間雨量が約200ミリで災害発生のリスクが高まります。先週末の大雨で地盤が緩んでいる地域では、少ない雨量でも注意が必要だということです。

この文言も毎回毎回出てきますので、もう慣れてしまうところがあるかもしれませんが、一つ頭に入れていただきたいのは、昨今では本当に雨量が増えているということ。「500ミリ」などの表記も増えていますが、あくまでも「200ミリ」という文字を見たら災害発生のリスクが高まるというのは、留意していただきたいポイントです。

ホラン千秋キャスター:
いっときの雨ではなく、梅雨入りしている地域は多いので、継続的に雨が降る可能性がある。そして止んだあとも、決して警戒を解いてはいけないんだなということを思いますよね。

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者:
改めて、デジタルを上手く、その時々で活用することが大事だと思っています。例えば、まず予測をする。自分がいる場所が、何日ごろにどの程度になるかを知る。でも緊急のときもある、その際は今どうなっているかをちゃんとデジタルで見る。

私は今月2日の大雨のときも出張していたので感じましたが、今何が動いているかという情報も、デジタルで知ることができるんですよね。

しかし一方では、デジタル情報にアクセスしにくい方々もいます。駅で「今ここが動いてますよ」とか「この出口は行きやすいですよ」とかお互いに教え合う、アナログな方法も大事ではないでしょうか。

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