ガーシー容疑者“着のみ着のまま”帰国のワケ 知人証言「暴露恐れ著名人がドバイに」(2023年6月6日)

ガーシー容疑者“着のみ着のまま”帰国のワケ 知人証言「暴露恐れ著名人がドバイに」(2023年6月6日)

ガーシー容疑者“着のみ着のまま”帰国のワケ 知人証言「暴露恐れ著名人がドバイに」(2023年6月6日)

 突如、滞在先のUAEから帰国し、逮捕されたガーシー容疑者(51)について、独自取材でドバイの高級レストランで食事中に、着の身着のままUAE当局に連行された一部始終が明らかになりました。

■強制帰国は“寝耳に水”…知人「食事中に拘束」

 帰国直後に逮捕され、報道陣の前で笑顔を見せていた元参議院議員のガーシーこと、東谷義和容疑者。

 ガーシー容疑者の知人 K氏:「(Q.帰国した時の表情は?)まあ、無理しているなと。強制的に日本に戻ってきて、次の展開を考えた時に、堂々としてないといけない。周りの方、テレビを見る方に余裕を見せないといけないと、本人が思ってたことだと思う」

 そう話すのは、1週間前にガーシー容疑者と電話で話したというK氏です。

 ドバイを訪れた際にガーシー容疑者と、共通の知人を介して一緒に食事をしたことをきっかけに、親交を深めたといいます。

 K氏:「去年の7月、参議院選挙で当選した後、ドバイの知人がレストランを経営していて、その紹介でガーシー容疑者と何度か会った」

 帰国の際、水色のTシャツに短パン、サンダル姿で持ち物はスマートフォンだけだったというガーシー容疑者。

 K氏は、ガーシー容疑者がドバイで現地当局に拘束された際、一緒にいた知人から、その時の様子を聞いたといいます。

 K氏:「今回、飛行機に乗る前の夜に食事をしていたんですね。その時にUAEの、どういった立場の人か分からないけど、食事をしている時に来て、拘束されたと言っていた。荷物とかも持っていけなかったと言っていたので。だから、その時に着ていた洋服そのままで、Tシャツ1枚で。多分その時のラフな格好で、そのまま連れてかれたと思う。予期せずです。自宅とかじゃなく食事してる時に」

 強制帰国は、ガーシー容疑者にとっても「寝耳に水」だったそうです。

■「暴露をやめて」国会議員がドバイまで来て…

 帰国後、動画配信サイトで著名人ら3人を常習的に脅迫した疑いなどで逮捕されたガーシー容疑者。

 ガーシー容疑者(去年7月):「まぁ、みんな見といてください、ほんまに。戦々恐々、いろんな起業家や芸能人の方々、それぞれみんな覚悟しておいてください」

 ドバイ滞在中には、こんな出来事もあったといいます。

 K氏:「(ドバイの)和食屋のところに、日本から訪ねてくる人も多くて。中には、自分のことを暴露しないでくれっていう人も来てて。中には、国会議員の方で、暴露をやめてくれないかといことで、わざわざドバイまで来て、やめてほしいという依頼とかもきたり。どうしても、自分にそういうことをしてほしくなかったら、ガーシーのほうにお願いするということを、本人が天下取ったみたいな言い方をしてましたね」

 ガーシー容疑者の暴露を恐れ、著名人らがガーシー容疑者の元へ次々と足を運んでいたというのです。

 K氏:「(ガーシー容疑者は)常にカメラみたいなので撮りながら、録音しながら、皆さんを撮っていた(と言っていた)。国会議員の方とかは、ドバイまで行って対談までして。自分で協力できることあったら、何でもしますからと言うぐらいだったので。余程のことじゃないと、そこまではしない」

■ドバイで豪遊生活…350万円のウィスキー注文

 こうした「ガーシー詣で」や暴露動画の撮影の舞台となったのが、ドバイにある日本料理店だといいます。

 ガーシー容疑者は、日本料理店で豪遊を繰り返していたといいます。

 K氏:「(ガーシー容疑者は)和食屋さんで、バーテンダーとして働いてたみたい。彼が最初のころは働いてたが、ユーチューバーをするようになってからは、そこで毎日のようにたむろして遊ぶ」

 K氏はガーシー容疑者と食事をした際、その金額に驚いたといいます。

 K氏:「大体1人単価コース料理で10万円以上するようなレストランで、そこの知人がウィスキーを頼んだら、1本350万円ぐらいするウイスキーが出てくるような、すごい高級なところ」「(Q.例えばどんなメニュー?)ルイ・ヴィトンの箱の中からトリュフをいっぱい乗せたもので、そこから和牛のステーキの上にいっぱいかけて、トリュフざんまいみたいな感じのコース料理」「(Q.1回の会計は、すごいことに)その時で、多分500万円近くはした」

 ドバイで豪遊生活を続けていたというガーシー容疑者。その余裕は、逮捕されないという自信から来ているものだったのでしょうか。

■国籍変更計画…「絶対に逮捕されない」豪語も

 K氏:「絶対に逮捕されないと、確信していました。逮捕されないから、ドバイにとどまったと本人は思っているので。実際は色んな自分がやってた罪に対して、いつか自分に降りかかることをすごく恐れていたので、海外の国籍を取得したいってことは相談されました」

 ガーシー容疑者が国籍変更を計画していたという背景には、日本への強制送還を確実に避ける狙いがあった可能性があります。

 「絶対に逮捕されない」と豪語していたというガーシー容疑者。一方で、少しずつ焦りも見えていたといいます。

 それは1週間前に、K氏の元にかかってきた電話にも表れていました。

 K氏:「クレジットカード会社を紹介してくれって。アメリカ法人か海外の法人を紹介してほしいと聞きました。日本の法人のクレジットが全部ダメだということで、海外のクレジットカード会社にお願いしたり。外国法人でも、ダメなところもあったので、そこの部分で知ってる人脈があったら、どこかヨーロッパでもいいから、手数料かかってもいいから、紹介してくれというような電話でした」

 現地でクレジットカードを利用できなくなり、ガーシー容疑者は追い詰められていたといいます。

 K氏:「すべてに対して、堂々とどっしり構えればいいと思うが、内心はドキドキしながら生活し、そういった人間だったのかな」

(「グッド!モーニング」2023年6月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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