「金は趣味のDIYに充てた」宇陀市立病院の元職員 コロナ対策装置をめぐり収賄か(2022年2月16日)
収賄の疑いで送検された「宇陀市立病院」の元職員・龍田宗晃容疑者(53)は去年3月、新型コロナウイルス対策として簡易陰圧装置を導入するために行われた工事をめぐって、堺市の会社役員・高井哲也容疑者(50)に便宜を図り、見返りとして現金約53万円を受け取った疑いが持たれています。
取り調べに対して2人は容疑を認めているということですが、受け取った現金について龍田容疑者が、「借金の返済のほか、家族旅行や趣味のDIYで使う工具の購入に充てた」などと供述していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
贈賄側の高井容疑者は、「龍田容疑者から賄賂を求められた」と話しているということで、警察は龍田容疑者がほかの業者にも賄賂を持ちかけていた可能性もあるとみて捜査しています。
市立病院の元職員の逮捕を受けて宇陀市の金剛一智市長は、「信用を大きく失墜する行為。警察の捜査に全面的に協力していく所存」としています。
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