不審者から子どもを守れ！ コンビニを避難所に(2023年6月2日)
埼玉県所沢市では頻発する不審者の子どもへの声を掛け事案を減らそうと、市内のコンビニを子どもたちの避難所とする取り組みが始まりました。
元気に下校する小学生たちの後ろからスマホを持った怪しい男が近付き、突然、声を掛けます。
子どもたちはコンビニに逃げ込み、店員に助けを求めます。
埼玉県の所沢警察署と市内にある100以上のコンビニが参加して、子どもたちが事件に巻き込まれた時などにコンビニを避難所として利用する取り組みが始まりました。
所沢市立中央小学校6年生・加藤孝一朗さん：「（コンビニに）不審者が来た時に対応できる人たちがいるので、もし下校中とかで不審者にあったとしても安心できるなと思いました」
所沢市では去年、不審者による声掛け事案がおよそ130件起きていて、6月が1年のうちで最も発生件数が多いということです。
時間帯では子どもたちの下校時間に当たる午後4時が最も多く、警察は「街中で少しでも不安になることがあればいつでもコンビニに逃げ込んでほしい」と呼び掛けています。
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