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岸田総理の長男・翔太郎氏“急転更迭”ウラ側 「公私混同」批判高まり決断か(2023年5月30日)
総理公邸での忘年会などが不適切だとして更迭された岸田総理大臣の長男・翔太郎秘書官。当初、翔太郎氏の更迭を否定していた岸田総理でしたが、急転直下、更迭を決断した裏側が明らかになってきました。
■翔太郎秘書官“急転更迭”ウラ側
3月、ニューデリー郊外の空港で車から降りてきたのは岸田総理の長男・翔太郎氏。もう秘書官として、総理の外遊に同行することはありません。
岸田文雄総理大臣:「けじめをつけるために交代させる。このように申し上げている。更迭かどうかという質問だが、別に言葉の遊びをするつもりはない」
翔太郎氏の秘書官辞職が発表されたのは、29日です。ただ、辞めるのは30日でも31日でもなく、6月1日です。
岸田文雄総理大臣:「6月1日付で、政務秘書官を岸田翔太郎から山本高義に交代する」
発表された29日夜には、こんな憶測も…。
杉尾ひでや議員のTwitterから:「なぜ6月1日付けの辞職なのか?それはボーナスが出るからです」
6月1日は、国家公務員の期末手当支給の基準日。この日に勤務していれば、夏のボーナスが支給されるのです。果たして、これは受け取るのでしょうか。
岸田文雄総理大臣:「退職金あるいはボーナス等については、辞退あるいは返納する旨本人の意思。これを確認している」
辞職につながったのは、週刊文春の報道。去年の暮れに総理公邸で親族らと忘年会を開き、公的スペースで記念撮影をしたことなどが報じられたのです。
立憲民主党・山井和則国対委員長代理:「公私混同も甚だしい」
日本共産党・志位和夫委員長:「やはり公私混同の行動だなと」
■「公私混同」批判高まり決断か
翔太郎秘書官の「公私混同」が指摘されるのは、今回が初めてではありません。
1月、岸田総理のヨーロッパ訪問に同行した際には大使館の公用車を使い、観光地を巡ったり、高級百貨店で土産物を購入したりしていました。そもそも身内を公職に起用した時点で「公私混同」との批判が野党からありました。
岸田文雄総理大臣:「休日・深夜を問わず発生する危機管理の迅速かつきめ細かい報告体制、党との緊密な連携、ネット情報、SNS発信への対応など諸要素を勘案し、秘書官チームの即応力の観点から総合的に(起用を)判断した次第であります」
■政府関係者「皆さん忘れますよ」
今回の辞職にあたって、政府関係者は…。
政府関係者:「この後しばらくは表に出てくることはできないんでしょうけど、また総理の後継として出てくるころにはもう皆さん忘れていますよ」
岸田総理自身も祖父、父に次ぐ、3世代目の世襲議員です。文春の報道が出た直後は、翔太郎秘書官を交代させる考えは示していませんでした。
岸田文雄総理大臣:「私から本人に対して、厳しく注意を行いました」「(Q.更迭をしないということで、よろしいでしょうか)注意を、厳しく注意をいたしました」
■翔太郎氏「自分で辞表を書いた」
週明けに覆った判断。行われたと見られているのが「親子会議」です。
長男・翔太郎秘書官の交代へと岸田総理の判断が動いた背景には、何があるのでしょうか。
政治部・澤井尚子記者:「この週末に報道各社の世論調査があり、広島サミットで上がると見込んでいた内閣支持率なんですが、むしろマイナスになった社もあった。総理周辺も『サミット効果が吹き飛んだ』と肩を落としていた。岸田総理と翔太郎秘書官は総理公邸に2人で住んでいるので、この週末に親子で進退について話し合ったという話もあります。その上で翔太郎秘書官が自分で辞表を書いて29日、月曜日に松野官房長官へ提出した」
もともと、広島サミット後に取り沙汰されていたのは、解散総選挙です。
政治部・澤井尚子記者:「自民党の閣僚経験者も『あまりに緊張感に欠けていて、更迭でいったんリセットしないと世論の理解は得られない』と指摘。会期末まで残り3週間ですが、岸田総理としては、解散に踏み切る可能性にも備えてマイナス要素を取り除いておきたい狙いもあるかもしれない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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