北朝鮮 衛星ロケット発射通告 7年前に上空通過 沖縄で緊張感(2023年5月29日)
北朝鮮が31日以降、衛星ロケットを発射すると通告したことを受けて、浜田防衛大臣は自衛隊の部隊に対して破壊措置命令を出しました。北朝鮮が衛星と称して一体、何を打ち上げてくるというのでしょうか。
およそ7年前、全国瞬時警報システム「Jアラート」がミサイル発射を告げると沖縄県庁に緊張が走りました。北朝鮮が「衛星を打ち上げる」などと通告した後、この日、午前9時半ごろ、事実上の長距離弾道ミサイルを発射。先島諸島上空を通過し、宇宙空間に達したとみられます。そして29日、再び北朝鮮側から「衛星ロケット」発射の通告があったと政府が発表。
岸田文雄総理大臣:「『衛星』と称したとしても、弾道ミサイル技術を用いた発射、これは安保理決議違反であり、国民の安全に関わる重大な問題であると認識をしています」
松野博一官房長官:「我が国、領域内への落下に備え本日、所要の態勢をとるべく防衛大臣から破壊措置命令を発出しました」
アメリカの研究グループは北朝鮮が、北西部にある「西海(ソヘ)衛星発射場」で先月30日から1カ月に満たない間に、新たな発射台を整備していると分析。
これは、2016年2月の労働新聞。当時の金正恩第1書記が人工衛星「光明星4号」の打ち上げ命令書にサインした時のものです。今回、北朝鮮が新たに今月、31日以降「衛星ロケット」を発射すると日本側へ通告してきた事を受け、沖縄県では危機管理対策会議を招集。
沖縄県・玉城デニー知事:「各部局間で情報共有を図り対応策を検討するため、参集頂いた」
沖縄県では県民に対し、防災無線やテレビ、ラジオで放送があった際には屋内に避難することを呼び掛けています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く