将棋・藤井聡太六冠 都内で「棋王」就位式(2023年5月24日)
将棋の8大タイトルのうち、6つを保持している藤井聡太六冠(20)が6つ目のタイトルとして渡辺名人から奪取した「棋王」タイトルの就位式が東京都内のホテルで開かれました。
棋王戦五番勝負は、3月に挑戦者の藤井六冠が渡辺明名人(39)を3勝1敗で下して棋王のタイトルを奪取し、史上最年少で六冠を達成したことで話題になりました。
24日午後5時から東京・港区のホテルで開かれた就位式で、紋付き袴(はかま)姿で登場した藤井六冠は棋王の就位状を受け取りました。
藤井六冠は現在、名人戦で棋王戦を戦った渡辺明名人に挑戦し、3勝1敗と王手をかけていて、31日からの名人戦第5局で勝利すれば羽生善治九段以来の史上2人目の七冠獲得となります。
叡王戦は2勝1敗とリードしていて、今月28日の第4局に勝利すれば3連覇となります。
また、来月5日には棋聖戦五番勝負の第1局がベトナムのリゾート地・ダナンで開催予定で、藤井六冠にとっては初の海外対局になります。
さらに、これまで5回挑んで挑戦権を獲得できていない「王座戦」の挑戦者決定トーナメントにも参加しています。
過密なスケジュールのなか、前人未踏の「八冠」制覇に向けて戦っている藤井六冠の対局に注目が集まっています。
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