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2023年の防衛白書“原案”が明らかに 「防衛強化」を新設(2023年5月23日)
2023年の防衛白書の原案が明らかになりました。去年12月に改訂した「安保関連3文書」に関する章を新設し、2023年度の防衛費を防衛力の抜本的強化に向けた「元年」予算と位置付けました。
原案では、ロシアによるウクライナ侵略などを受け、国際社会が「新たな危機の時代に突入」していると指摘しています。
新たに設ける「安保関連3文書」に関する章では、国民を守り抜くために積極的な外交を優先するとしました。
そのうえで、「反撃能力の保有を含む防衛力の抜本的強化を進めていく」と明記されています。
そのために確保する5年間で43兆円程度の防衛費は、これまでと「全く異なる水準」としたうえで、2023年度の予算は防衛力抜本的強化「元年」予算と位置付けています。
中国については、「軍事動向などはこれまでにない最大の戦略的挑戦」として懸念を示し、21世紀半ばまでに実現するとしてきた「世界一流の軍隊建設」について、「目標の前倒しを検討している可能性」があると指摘しています。
台湾を巡っては、中国との軍事バランスは「中国側に有利な方向に急速に傾斜する形で変化している」と記述されています。
一方で、ウクライナ侵略を受けて「台湾も防衛努力を強化している」とし、台湾海峡を巡っては動向を注視するとしています。
防衛白書は7月に閣議に報告される予定です。
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