“寒暖差”体調不良 訴える人続々と 医師警鐘「原因は首の異常にある」 (2023年5月23日)
3月並みの寒さとなるなか、激しい寒暖差による体調不良に体の「ある部分」が関係していることが多いと医師が警鐘を鳴らしています。
■「寒暖差」 体調不良訴える人続々と
「激しい寒暖差」や「気候の変化」が影響する「気象病」に悩む人も。東京・港区にある「東京脳神経センター」には、体調不良を訴える患者が続々と訪れていました。
「原因不明」の関節痛。さらに手足のしびれも。医師が下した診断は…。
東京脳神経センター・松井孝嘉理事長:「天候が悪くなったり、気圧が下がり出すと何らかの症状が出てくる人は“スマホ病”“パソコン病”新しい病気にかかっている」
天候の悪化が影響するという「スマホ病」。
東京脳神経センター・松井孝嘉理事長:「天気が悪くなると、体の不調が起きる人が今、全国的に爆発的に増えている」
■医師警鐘 「原因は首の異常にある」
検査を受けた結果、首の骨にある“異常”が見つかります。通常、首の骨は弓なりに沿っていて、このカーブがクッションとなり、頭の重さを分散しています。ところが、50代男性は首の骨が真っすぐ。この状態は「ストレートネック」と呼ばれています。さらに、下の部分は…。
東京脳神経センター・松井孝嘉理事長:「前でなく逆に向いている。これはストレートネックより重症」
この状況では骨のクッション機能が働かず、首の筋肉により負担がかかるといいます。首を軽く触れただけで、痛みが。
東京脳神経センター・松井孝嘉理事長:「首の筋肉の異常で体中の不調が起きる」
生命の活動をコントロールする自律神経は首の後ろに集中しています。首の筋肉が固くなることでその働きが妨げられ、全身に様々な不調が現れるといいます。
首の筋肉の異常は、スマートフォンやパソコンの長時間使用によるうつむきの姿勢が原因で、引き起こされることも。うつむく角度が30度だと、首への負荷は通常の3倍。45度では4倍にもなります。
東京脳神経センター・松井孝嘉理事長:「“スマホ病”という新しい病気が出てきて、それが原因で天候に非常に敏感になっていて、気圧が下がると症状が出てきて体調不良になる。スマホやパソコンを使いすぎないよう15分に一回(ストレッチを)頭を後ろに倒して、天井を見るぐらい頭を倒してゆっくり30秒数える。30秒首を休めば15分間、連続して筋肉を使っても大丈夫」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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