G7「広島ビジョン」に中国反発「理不尽な非難は拒否する」(2023年5月22日)
G7広島サミットで発出された核軍縮を巡る「広島ビジョン」で中国への懸念が示されたことに対し、中国政府は「理不尽な非難は受け入れない」と反発しました。
G7サミットで19日に発出された「広島ビジョン」では、核軍縮を巡り「中国による透明性や有意義な対話を欠いた加速する核戦力の増強は、世界と地域の安定の懸念となっている」と指摘しました。
これに対し、中国外務省は「G7は他国に対し指示を出す資格はなく、中国は理不尽な非難を拒否する」と反発しました。
そのうえで、「中国は核兵器の先制使用をしないことを承諾した唯一の核保有国だ」と強調しました。
アメリカの国防総省は、中国が運用可能な核弾頭がすでに400発を超えており、2035年までには1500発に増える可能性があると指摘しています。
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