ワグネル「バフムト制圧」宣言 プリゴジン氏また軍幹部を批判「戦争を遊び道具に…」【もっと知りたい!】(2023年5月22日)
今回のG7広島サミットでは、西側諸国が結束を固めた一方で、ロシア・中国は激しく反発しています。さらに、ロシアはウクライナの激戦地・バフムトを制圧したと高らかに宣言しました。
■プーチン大統領も“称賛”か
G7広島サミット首脳声明:「ロシアの違法な侵略に直面し、ウクライナを可能な限り支援する」
G7の声明に激しく反発したロシア。
ラブロフ外相:「ロシアと中国の封じ込めを目的としている」
ゼレンスキー大統領が来日している最中、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏は、ウクライナ東部の激戦地・バフムト制圧を宣言しました。
プリゴジン氏:「本日の正午ごろ、バフムトを完全に制圧した」
タス通信によると、プーチン大統領は、ワグネルとロシア軍を称賛したということです。
■プリゴジン氏 ゼレンスキー大統領に…
激戦地を制圧したという興奮からか、またしてもロシア軍幹部を批判したプリゴジン氏。
プリゴジン氏:「ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長は、戦争を自分たちの遊び道具にして、彼らの気まぐれがすべて満たされると思っていた。しかし、彼らの気まぐれのせいで、5倍以上の人が死亡したんだ」
日本で各国首脳と会談するゼレンスキー大統領に対しては、こんな言葉を投げ掛けました。
プリゴジン氏:「ウクライナの軍人は、勇気をもってよく戦っていた。もし今後もこんなに頑張り続けたら、世界第2の軍になる可能性がある。世界第1の軍はワグネル戦闘員だが」
さらに…。
プリゴジン:「バイデン氏に会う時、必ずおでこにキスし、私からのあいさつを伝えなさい」
■中国「決意と能力を軽く見るな」
21日、記者団からバフムト陥落について聞かれたゼレンスキー大統領は、次のように話しました。
ゼレンスキー大統領:「I think no」「(陥落は)違うと思う」
ウクライナ軍も「戦闘は続いている」と、ロシア側の主張を否定しています。
さらに、首脳声明で台湾問題などを取り上げられた中国も、反発の姿勢を見せています。
中国外務省:「地域の安定を傷付け、他国の発展を抑圧している。国家の主権と領土を守る中国人の決意と能力を軽く見てはいけない」
(「グッド!モーニング」2023年5月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く