米財務長官 債務問題で6月1日が「厳格な期限」と警告(2023年5月22日)
アメリカのバイデン政権と野党・共和党との間で難航する債務上限を巡る協議について、イエレン財務長官は来月1日が交渉の「厳格な期限だ」と改めて警告しました。
アメリカでは、連邦政府が借り入れできる債務の残高が上限に達し、来月1日にも資金繰りに行き詰まる恐れがあります。
イエレン財務長官は21日のNBCニュースで、6月中旬に税収が見込まれているものの、それまで資金を維持できる可能性は「かなり低い」と述べ、来月1日が交渉の「厳格な期限だ」と警告しました。
共和党下院のトップ・マッカーシー議長は21日、バイデン氏との電話協議後にツイッターを更新し、支出削減を求める立場に「変わりはない」と強調しました。
そのうえで、バイデン大統領と22日から妥協案の合意に向けて直接協議に臨むと明らかにしています。
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