コロナ乗り越え…浅草 三社祭が本格復活 街に熱気が…雷門前は大群衆(2023年5月21日)
新型コロナウイルスの影響で規模を縮小するなどして開催されてきた東京・浅草の三社祭が4年ぶりに本格開催されています。大きな見せ場「宮出し」を迎え、下町が熱気に包まれました。
■浅草 三社祭4年ぶり本格開催
700年以上受け継がれてきた初夏の風物詩、浅草・三社祭。神輿(みこし)を担いで街を練り歩くのは、実に4年ぶりです。雷門前は詰め掛けた多くの見物客たちで埋め尽くされています。下町・浅草は、街中が熱気に包まれていました。
■外国人も興奮「ライブみたい」
コロナ前には例年、150万人以上が押し寄せていた三社祭。5類に移行した後に迎えた今年の祭りは、コロナ前とほぼ同じ規模に戻して開催しています。
メキシコからの観光客:「正直言って、今、何が起きているのか分からない。これは伝統行事なの?」
アメリカからの観光客:「お寺なのに皆が興奮していて、ライブ会場みたい」
浅草在住・アメリカ人:「(Q.担ぎました?)はい、すごく痛いけど。最高」
ポーランド人男性は、神輿にカメラを向けた後…。
ポーランド人の見物客:「手が足りない。4本ほしい」
スマートフォンも駆使して、二刀流撮影。
ウクライナのハルキウから日本に避難してきた親子は…。
ウクライナから避難してきた親子:「楽しい」「きのうはゼレンスキー大統領が広島に行きました。戦争が終わってほしい」
■見せ場「宮出し」で圧巻光景が
浅草神社の例大祭である三社祭。早朝から神社に奉納されている3基の本社神輿を担ぎ出します。
浅草中央町会青年部・濱村彰利さん(44):「すがすがしい感じ。楽しかった」
■久々の神輿に「背骨バキッと」
ただ、4年間のブランクは大きかったようです。
浅草中央町会青年部長・土井肇さん(43):「担いでて背骨をバキッと」
腰を痛めてしまいますが…。
浅草中央町会青年部長・土井肇さん:「良かった、やっとできて。皆、待ちに待ったお祭りだから」
復活した伝統の祭り。次の世代へと引き継がれていきます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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