【独自】和牛を香港に不正輸出か 輸出先に「休眠会社」を記載(2023年5月20日)
「和牛」を香港に不正輸出したとして男3人が逮捕された事件で、輸出先として、カンボジアの活動実態のない「休眠会社」が記載されていたことが分かりました。
大阪府の食肉卸業・前田裕介容疑者(55)と西槇学志容疑者(58)ら3人は去年8月から9月にかけ、およそ5200万円分の冷凍牛肉をカンボジアに輸出すると偽って申告し、香港に輸出した疑いなどが持たれています。
前田容疑者が肉を調達し、西槇容疑者が船を手配していました。
捜査関係者によりますと、税関への申告書類にはコンテナの荷受人としてプノンペンにある休眠会社の休眠状態の会社の名前が無断で記載されていました。
警察がコンテナの輸送履歴を追跡したところ、経由地の香港で荷下ろしされていたことが分かったということです。
前田容疑者:「(Q.今はどこをメインに仕事?)今は国内だけです」「(Q.海外には全く卸していない?)全く卸してないですね」
西槇容疑者は容疑を認め、前田容疑者ら2人は否認しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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