市川猿之助さん主演の公演は中村隼人さん、市川團子さんが代役務める|TBS NEWS DIG
市川猿之助さんが主演する公演は18日、中村隼人さんが代役を務めました。
今後の公演や、猿之助さんが出演予定の映画について、それぞれの関係先に取材しました。
■猿之助さんの代役を立てて公演を続行できたワケとは?
日比麻音子キャスター:
18日、19日も「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」が行われました。
18日夜の部は、代役として中村隼人さん(29)が務めました。実は、背景にこういったことがあったそうです。
この公演、猿之助さんと中村隼人さんは別の役で出演していましたが、28日の千秋楽には、それぞれの役を入れ替えるという演出を予定していたということです。猿之助さんが演じていた役は、中村隼人さんも稽古をしていたのです。
では、今後はどうなっていくのでしょうか。
19日の昼の部に関しては市川團子さん(19)が、夜の部に関しては中村隼人さんが猿之助さんの配役を演じる予定だということです。
猿之助さんは非常に忙しく、2024年2~3月ごろまでスケジュールが詰まっています。対応について、それぞれの関係先に聞きました。
【6月「六月大歌舞伎」】
【7月「七月大歌舞伎」】
→現状を把握している段階。今後については何も決まっていません(松竹・歌舞伎座宣伝部)
【2024年2~3月「スーパー歌舞伎II『鬼滅の刃』」】
→今後についての話しはまだ出ていない(新橋演舞場関係者)
また、6月に公開予定の映画について「現状何もお伝えすることはありません」(映画会社スタッフ)ということでした。
■猿之助さんの屋号は代々、革新的な役者が襲名してきた
日比キャスター:
歌舞伎の世界では「成田屋」や「音羽屋(おとわや)」といった屋号があるわけですが、猿之助さんの屋号は「澤瀉屋(おもだかや)」というものです。
澤瀉屋は1855年、初代・市川猿之助さんから始まったもので、「猿之助」と「段四郎」が一代ごとに交互に継承してきました。
スポニチ総合コンテンツ部の鈴木美香デスクによると、特に「猿之助」は、従来にとらわれない革新的な役者が代々受け継いできたということです。これまで、二代目は歌舞伎の海外公演を行ったり、三代目は「スーパー歌舞伎」を始めたりといったことがありました。
また、鈴木デスクは「澤瀉屋の活動が滞ることになれば、歌舞伎界全体にとっても大きな損失になるのではないか」と解説します。
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