『iPS細胞使った心筋シート移植計画』完了 大阪大学大学院・澤特任教授らのグループ(2023年5月19日)

『iPS細胞使った心筋シート移植計画』完了 大阪大学大学院・澤特任教授らのグループ(2023年5月19日)

『iPS細胞使った心筋シート移植計画』完了 大阪大学大学院・澤特任教授らのグループ(2023年5月19日)

大阪大学は、3年前から進めているiPS細胞から作製した「心筋細胞シート」を重い心臓病患者へ移植する治験について、計画していた全ての移植が完了したと発表しました。

 治験を行ったのは、大阪大学大学院医学系研究科の澤芳樹特任教授らのグループです。澤教授らは2020年に、重い心臓病(虚血性心筋症)の患者にiPS細胞から作製した心臓の筋肉の細胞シートを移植する治験を世界で初めて実施。その後、今年の3月までに予定していた8症例に対する移植を完了したと発表しました。

 現在のところ、患者の術後の経過は順調だということです。

 この治療法は、有効な治療法の存在しない重症心不全に対する新たな治療法として期待されています。

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