バイデン大統領 あす原爆資料館へ“被爆の実相”視察は実現する?(2023年5月18日)

バイデン大統領 あす原爆資料館へ“被爆の実相”視察は実現する?(2023年5月18日)

バイデン大統領 あす原爆資料館へ“被爆の実相”視察は実現する?(2023年5月18日)

 バイデン大統領が原爆資料館を訪問することに関して、より生々しい展示がある本館に行くのか注目されています。これに関して、何か新しい情報は入ってきているのでしょうか。

 (渡辺美佳アナウンサー報告)
 本館に行くかどうかの情報は今のところ入っていません。

 各国の首脳らは19日午前中、平和公園を訪れて原爆資料館の視察、記帳、慰霊碑への献花、植樹が予定されています。資料館の視察は30分程度としていまして、2016年にオバマ大統領が訪れた時には10分程度でしたのでその時よりは長い時間取られているようです。

 ただ、この視察の時間のなかで被爆者との対面の時間も含まれていますので、30分よりは資料の視察は短くなるのではと想定されます。

 (Q.本館の展示物を東館に移動させるという案も出ているようですが、こういったことに関して地元・広島の人々の思いはどういうものなのでしょうか?)
 まず、オバマ大統領が訪れた時にもまさに東館のみで、本館の資料を一部、特別に移動させての視察となっていましたので、今回もそのような形となるのかもしれません。

 ただ18日、広島市民にインタビューをすると、やはり東館だけではなく本館こそ見るべきだという声が複数聞かれました。本館にある遺品を見ることで本当の意味での核兵器の恐ろしさ、大勢の人の命が奪われたことを感じることができるので、各国のリーダーたちはこれを見て、感じて、しっかりと核兵器のない平和な世界につなげる行動を取ってほしいと話していました。
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