電動キックボード“2人乗り飲酒運転”危険運転傷害容疑で全国初摘発 書類送検の会社員男性は夕方から“ハシゴ酒”|TBS NEWS DIG
電動キックボードに違法な2人乗りをしたうえ、酒に酔った状態で運転して事故を起こし、同乗者の女性に重傷を負わせたとして会社員の男性が書類送検されたことがわかりました。飲酒による電動キックボードの危険運転傷害の疑いの摘発は全国初です。
捜査関係者によりますと、危険運転傷害の疑いで書類送検されたのは東京・目黒区の20代の男性会社員です。
男性は今年2月12日の午後9時半ごろ、目黒区下目黒の片側2車線の直線道路で電動キックボードに違法な2人乗りをしたうえ、酒に酔った状態で運転して事故を起こし、同乗者の交際相手の女性(30代)に頭の骨を折るなどの重傷を負わせた疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、男性は女性と同居している自宅で夕方から酒を飲み、その後、カラオケ店や飲食店を“はしご”し、帰宅途中に路肩の縁石に前輪を接触させ、車体ごと転倒したということです。男性からは基準値を大きく上回るアルコールが検出され、事情聴取に対し「飲酒運転はダメだと知っていた」と容疑を認めているということです。
電動キックボードは原付バイクに相当し、ナンバープレートやサイドミラーなどが必要とされていますが、いずれも装着されておらず、2人ともヘルメットを着用していませんでした。
警察庁によりますと、電動キックボードの事故による負傷者は2020年から今年の1月までに全国で78人にのぼっています。また、2021年9月から今年の1月までに酒気帯び運転で75件が摘発されるなどしていますが、危険運転傷害の疑いの摘発は全国初です。
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